理系東大生の読書メモ

理系東大生たちが日々の読書記録をまとめるブログ

【ピラミッドストラクチャーって?】プレゼンはコミュニケーション力が命「1分で話せ」

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1分で話せ

こんにちは。タウリです。

 

今回はプレゼンに悩む学生&ビジネスパーソン向け本「1分で話せ」(伊藤羊一著)です。

 

著者の伊藤羊一氏はビジネスパーソン向けにプレゼンテーションの指導も行うようなまさに「プレゼンのプロ」です。

 

そんな伊藤氏ですが、最初はプレゼンに苦手意識を持っていたそうで、、、

 

この本では著者がこれまで学んだ、プレゼンを含む「伝える技術」について説明されています。

 

早く出会いたかった度:★★★★★

かく言う私も、プレゼンが苦手です。

 

前に立つこと自体にはあまり苦手意識はありませんが、発表に対する質疑応答はしどろもどろになってしまうことがよくあります。

 

また、スライドやしゃべり方も未熟で、聞く側から

 

「言ってることの意味が分からない」

 

「スライドが見にくくてすぐには入ってこない」

 

「スライドの内容と話している内容が一致せず、ついていけない」

 

など、これまで数々の指摘をうけ、そのたびに発表というものがになっていました。

 

そんな卒論発表の後にこの本に出会いました。

 

もっと早く出会っていれば・・・

 

読み終わってからそう思うような本でした。

 

悩み解決度:★★★★☆

筆者によれば、「伝える技術」に必要なのは「ロジカルに話すこと」と「熱狂するマインド」の両方です。

 

まず「ロジカル」というのは、筋道のあるストーリーを組み立てるということです。

 

これは「結論(主張)-根拠(理由)-例えば」を上からピラミッドのように組み立てておいたものをあらかじめ用意してから、発表の場に臨むべきだとする考えです。

 

筆者はこの時一つの「結論」につき3つくらいの「根拠」があり、さらにそれらを支える「たとえば」があるとなおよいと説明しています。

 

このような構造(ピラミッドストラクチャーと呼ばれ、論理学の分野では一般に知られている思考法だそうです)を頭で完成させてから話すと伝わりやすくなります。

 

逆に、根拠だけを羅列するような話し方をすると、話し手が結局何を言いたいのかが分からなくなりがちです。

 

またこのような構造は、発表の最終目的(etc. 他人を動かす)に沿って組み立てるべきとされています。

 

また「マインド」は淡々と話すのではダメという話です。

 

「なぜプレゼンをするのか」を考えた時に

 

「上司にしろといわれたから」

 

卒業論文の単位のためだから」

 

このような気持ちで発表されると、いくら「ロジカル」になっていても聞く側からすると、

 

「・・・で?」

 

となってしまう。

 

そこで発表に際しては、

 

この発表内容に関しては自分が一番よく知っている」とか

 

この発表を伝える相手に何を望むか」を

 

考えながらするとよいと説明しています。

 

発表の際の抑揚身振り手振りというのは、この「気持ち」の入り具合で勝手にできるものなのです。

 

実践度:★★★★☆

このほかにも、スライドでのこだわり方も写真を交えての解説があり、

本の終盤には、実際のビジネスでの場面における応用も説明されています。

 

自分としてはかなり役立つ本でした。

 

繰り返し読んで、このような思考法を定着させたいと考えています。

 

そうなれば修論発表は見違えるように良くできることでしょう。

 

タウリ